小さな飲食店を経営しています。人が定着しにくい業界でもあり、スタッフとの関係やシフト調整のストレスが積み重なり、ここ半年ずっと精神的にしんどい状態でした。売上も不安定で、家族に心配をかけたくなくて余計に言えなかったです。

ある日、担当者さんが父の近況を報告してくれたあと、何気なく「お店は順調ですか？」と聞いてくれました。普段なら「まあまあですね」と返すところが、思わず「実は結構つらいです…」と本音を漏らしていました。

そこから、スタッフの急な欠勤が続いていたこと、ワンオペ続きで身体が疲れ切っていたことなど、誰にも言えなかった悩みが噴き出すように出てきました。

担当の人は「お一人で全部抱えるのは本当に大変ですよ。弱音ではなく“経営者として当然の悩み”ですよ」と言ってくれて、その一言で肩の力が抜けたように感じました。

親のことだけでなく、自分自身の心の支えにもなってくれて、本当に感謝しています。