認知症予防に効果的なサービスとは?家でできる新しい習慣づくり

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認知症予防に効果的なサービスとは?家でできる新しい習慣づくり

みまもり隊.comでは、一人暮らしの高齢者を対象に、人と人との会話を通じた見守りサービスを全国で提供しています。日々の会話の中で、私たちが多く耳にするのが「認知症が心配」というご家族の声です。

 

「最近、同じ話を繰り返すようになった」

「買い物に行くのを面倒がるようになった」

「友達との連絡を取らなくなってきた」

 

これらは、認知症の初期サインかもしれません。とはいえ、病院に行くほどでもない…という段階で、ご家族としてもどうサポートすればいいか悩むものです。

 

そんなときこそ、予防につながる“日常の習慣”を見直すことが効果的です。今回は、認知症予防の観点から注目されている「サービス」を中心に、生活の中で取り入れやすい方法をご紹介します。

 

認知症予防に必要な3つの要素

 

認知症予防に効果的だとされている要素は、大きく以下の3つです。

 

①脳の刺激(会話・学習・ゲームなど)

 

②身体の活動(ウォーキング・体操・家事など)

 

③社会とのつながり(人間関係・役割・交流など)

 

これらを日常生活の中に自然に取り入れることで、脳の萎縮や神経細胞のダメージを防ぎ、発症リスクを抑えることができるといわれています。

 

しかし、年齢を重ねるにつれて活動範囲が狭まり、人との会話も減り、外出機会も減っていきがちです。特に一人暮らしの高齢者は、社会とのつながりが薄れることで、認知症のリスクが高まる傾向があります。

 

だからこそ、こうした予防のきっかけをつくってくれるサービスが今、注目されているのです。

 

認知症予防につながる注目のサービスとは?

 

現在、認知症予防を目的としたサービスはさまざまな形で提供されています。中でも、以下のようなサービスが人気を集めています。

 

① 脳トレ・記憶力訓練アプリやプログラム

 

スマートフォンやタブレットを使った脳トレアプリや、自治体・民間事業者が提供するデジタル脳活プログラムがあります。短時間でも毎日続けることで、記憶力や判断力を保つ効果が期待できます。

 

ただし、デジタル機器に慣れていない高齢者にはハードルが高い場合もあるため、サポート体制があるかどうかがポイントです。

 

② 地域のデイサービス・通所リハビリ

 

近所のデイサービスやリハビリ施設では、認知症予防を目的としたプログラムが用意されていることもあります。体操や歌、折り紙、ゲームなどを通じて、他者とのコミュニケーションと脳の活性化を図ります。

 

定期的に通うこと自体が生活のリズムにもつながり、閉じこもり防止にもなります。

 

③ 電話による会話サービス

 

みまもり隊.comが提供しているのは、「人と会話すること」を通じて、脳への刺激と心の安心を届けるサービスです。毎日、専任スタッフが電話で声をかけ、日常の出来事やちょっとした世間話を交わすことで、言葉や記憶の活性化に繋がります。

 

たとえば、「昨日の晩ごはん、何を食べましたか?」という問いかけ一つでも、記憶をたどる力、言葉にする力を使うことになります。これはまさに、認知症予防にとって大切な脳の運動なのです。

 

「人と話すこと」がもたらす予防効果

 

私たちは、会話の力を信じています。人と話すことは、ただ楽しいだけではなく、脳を使い、記憶を引き出し、感情を共有し、相手の話に反応する…という、実に多くの脳活動を同時に行っている行為です。

 

たとえば、

 

「この間の話の続きを聞かせてください」

 

「昨日のテレビ、見ましたか?」

 

「最近よく眠れていますか?」

 

そんな何気ない問いかけから生まれる会話が、認知症の進行を緩やかにし、日々の心の活力にもつながります。

 

会話には、機械やセンサーでは得られない“あたたかさ”があります。その安心感が、孤立や不安を遠ざけ、生活意欲の向上にもつながるのです。

 

ご家族の負担を減らしながら安心を得る

 

認知症予防において、ご家族の協力はとても重要です。しかし、毎日連絡を取るのは難しい…という方も多いと思います。

 

みまもり隊.comのようなサービスを活用することで、プロが日々のコミュニケーションを担い、ご家族に代わって様子を見守ることができます。

 

また、会話の中で気になる変化があれば、すぐにご家族へお知らせする体制も整えているため、早期発見や早期対応にもつながります。

 

「いつの間にか進んでいた」ではなく、「少し変化が出てきたかも」と気づける関係づくりが、安心を育てる第一歩になります。

 

まとめ:認知症は「予防」できる時代に

 

かつては、認知症になってからの「対応」が中心でしたが、今は「予防」の重要性が広く認識されています。脳に刺激を与え、日常の活動量を保ち、人とつながること。それが、認知症を遠ざける力になります。

 

みまもり隊.comは、毎日の会話というシンプルな手段で、認知症予防のサポートを行っています。「まだ元気だからこそ」「これからも元気でいてほしいからこそ」始めるべきのサービスです。

 

一人暮らしのご家族がいる方、自宅で静かに過ごす時間が多くなっている方、ぜひ今のタイミングで“声の予防”を取り入れてみませんか?

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